夕空に背のび

夜とラムネ

読書と旅行と日常と

古くていいものここにあり。関西蚤の市に行ってきた

ヨーロッパのアンティーク品が好きです。

ものを受け継いで使う文化ならではの経年変化は味わい深いし、ちょっとした装飾もおしゃれ。

本場の蚤の市はなかなか行けないので、阪神競馬場で開催された関西蚤の市に行ってきました。

 

まず驚いたのはたくさんの人がいたこと。ハンドメイドパーツやドライフラワーのお店は特に大混雑でした。

私も早速アンティークのお店をふらふらと物色。

 

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フランスの楽譜。おしゃれな写真を撮る小道具に良さそう。

 

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カラフルなキーホルダー。外国って感じがしてときめきました。

 

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雑誌の表紙も額にいれるとこんなにおしゃれ。

 

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お持ち帰りしたいほど可愛かったくま。3連椅子も可愛い。

 

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ひっそりと売られていた瓶にひとめぼれ。

 

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とてもいいお天気でした!

 

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揚げたてのドーナツはさくさく。

 

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このフックおしゃれ!木とアイアンの組み合わせって良い。

 

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カラフルなステージ。大人の文化祭みたい。

 

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北欧コーナーもありました。

 

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わくわくせずにはいられない道。

 

 

会場をじっくり見ること2時間。

どのお店のアンティークも味があってきゅんきゅんしましたが、連れて帰る子を思い切って決めて帰宅しました。

出遅れちゃったけど豆皿市もかわいいものがたくさんありそうだったので未練…。

 

今回購入したのはこちら。

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ドライフラワー2束と瓶、それからおすすめしてもらっていた小説。

 

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特にお気に入りなのはこの瓶です。日本製らしいのですが、気泡が入っていて、光に照らすと水中みたいにゆらゆらした影が浮き出るのがもうツボ。


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こんな風にドライフラワーとポストカードと一緒に飾っています。

 

 

日本では初めて蚤の市に行きましたが、アンティーク品を扱うお店もあれば、ドライフラワー活版印刷のお店もあって、いろんな人が楽しめる場所だなと思いました。

東京や近畿圏では比較的多くの蚤の市が開催されているようなので、気になった方はぜひ調べてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

130冊から選ぶベスト10冊2018

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今年もたくさん本を読みました!暇なとき読んで、仕事に行きたくないときに読んで、眠れない夜も読んで。そうして気づけば130冊。そんな中からベスト10冊を選んでみました。

 

2018年ベスト10冊

 

人質の朗読会
人質の朗読会 (中公文庫)

人質の朗読会 (中公文庫)

 

ある集団に人質にされた日本人旅行者のグループが1日1人ずつ、自分が体験した話を語っていくというストーリー。

年齢や性別、職業などもばらばらで、たまたま同じ旅行に参加しただけの彼らが語る、決して特別でない日常の話がこんなにも胸を打つのはどうしてなのかな。人質として囚われているという特殊なシチュエーションだからか、何気ない話の一つ一つがとても愛おしい。

小川洋子らしい、静かで読後にひっそりと胸に残り続ける傑作。

 

あと少し、もう少し
あと少し、もう少し (新潮文庫)

あと少し、もう少し (新潮文庫)

 

瀬尾まいこが綴る、駅伝に向かって団結していくでこぼこな中学生たちの物語。

駅伝にかける情熱も違う寄せ集めのチーム(優等生から不良、ムードメーカーなどなど)が、それぞれの事情を抱えながら、一つのレースに向かって努力していく様がとにかくかっこよくて愛おしい。自分のためにもチームのためにもがんばる姿がすてきだから、私は駅伝が好きなんだなあと。走ってるときは一人だから、登場人物たちの思いに寄り添えるのも好きなポイント。続編の君が夏を走らせるもおすすめです。

 

壇蜜日記 
壇蜜日記2 (文春文庫)

壇蜜日記2 (文春文庫)

 

等身大の壇蜜さんの言葉がすっと入ってくる日記。読後は彼女の淡々とした文章が、日常のそこかしこにすっと潜んでいるかのような感覚になりました。こんなにも人気がある中で、自分や仕事のことをフラットな感覚で見れる人って素敵だなと思います。

 

腐女子のつづ井さん3
腐女子のつづ井さん3 (ピクシブエッセイ)

腐女子のつづ井さん3 (ピクシブエッセイ)

 

人生を自分たちの力で面白くしていくつづ井さんの大ファンです。第3巻も期待を裏切らないどころか斜め上をいくつづ井さんと仲間たちの日常。どうやったらこんな豊かな発想が次から次へと出てくるのか。こうやって楽しそうだから、なにかに熱中している人の話を聞くのは大好きです。

 

ハリーポッターシリーズ 
ハリー・ポッター文庫全19巻セット(箱入)

ハリー・ポッター文庫全19巻セット(箱入)

 

一度は読んでみたかったファンタジーの名作、ハリーポッター。映画を見た後だったので、数々のシーンが文章で蘇ってくる体験がすごく面白かったです。そもそも文章で表現できていたからこそ、あの映画ができた訳で。こんなにすごいファンタジー小説あるんだなあという感じでした。私もハリーとダイナゴン横丁行きたい。ただ、ハリーと周りの運命が辛くなりすぎて6巻以降はまだ読めていません。私に勇気を…。

 

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

初めて読んだ会計の本。日常によくある疑問を分かりやすく落とし込んで書いてくれているので、初心者でも理解がしやすかったです。これを読んで会計やお金のことに興味がわきました。簿記の勉強をしてみようかな。

 

人生を変えるモノ選びのルール
人生を変えるモノ選びのルール: 思考と暮らしをシンプルに

人生を変えるモノ選びのルール: 思考と暮らしをシンプルに

 

人気ブロガーの堀口さんが書いたモノ選びについての本。堀口さんのブログで紹介されているものはどれもついつい欲しくなってしまうのですが、その秘密がこの本に!という感じでした。これを読んでからは「理由がある」「その時の自分のNo1」を買うように心がけています。もっと本当に愛せるものだけで身の回りや部屋をかためたい。

 

日日是好日 
日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)

日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)

 

今の時代を生きるために必要なのは、この作品に書かれているような日常を1日ずつ愛しんで大切に生きることなのかなと思います。日々が当たり前ではないのを知ることや、自分を受け入れること。こういうことが多くの人にとって必要だから、映画化もされたんじゃないかな。続けることに意味があるんだなということも教えてくれた作品です。著者の森下さんのように、私にはこれ!というものを見つけたいなと思うきっかけになった1冊です。

ゆるやかに背筋が伸びる生き方を知る。森下典子『日日是好日』を読んだ。 - 夜とラムネ

 

あの人は蜘蛛を潰せない   
あのひとは蜘蛛を潰せない (新潮文庫)

あのひとは蜘蛛を潰せない (新潮文庫)

 

2018年は彩瀬まるに心を揺さぶられ続けた1年でもありました。まずはこの作品。正しいってなんだろう、それは誰のためのものなんだろうっていう問を心に突きつけてくる、とてもひりひりする小説です。自分にとって正しい自分でありたいなと思うけど、果たしてそれはどこからやってきたものなのか。みっともなくてももがいていかなくちゃ。来年も読んでひりつきたい。

彩瀬まる『あのひとは蜘蛛を潰せない』を読んだ。 ちゃんとした、とか、みっともないってなんなんだろう。 - 夜とラムネ

 

やがて海へと届く  
やがて海へと届く

やがて海へと届く

 

彩瀬まる作品をもう1冊。読み進んでいく段階から苦しくてたまりませんでした。震災で行方不明になった親友と私の物語なんですが、この主人公の私が、自分とすごくダブって見えてしまって。幸いにもまだ大切な人を亡くした経験はありませんが、私は、きっと主人公のように立ち止まって悲しむことを正解としそうだなと。いつまでも喪失の中にいることはできないのに、そこにい続けることを望みそうで。読み終わった瞬間から、「これは私と彼女の物語だ」という感想が頭を離れませんでした。凄まじい疑似体験。でもこんな体験ができるから小説ってやめられない。

 

 

以上、2018年のベスト10冊でした。

見返してみると彩度低めな本が多いな〜という印象ですが、それもまた良し。来年もたくさんの本に出会いたいです。

 

 

 

通いたくなる街。日帰りで松本を散歩してきた。

ぽっかりと予定が空いた3連休の真ん中。

どこか行きたいなー日帰りがいいなー、できたらあんまり人が多くなくて、でもにぎやかさはあって、なんてわがままなことを思っていたけど突如思い立ちました。

そうだ、松本へ行こう。

松本へは名古屋からバスで約3時間30分。着いたのは11時でした。

カメラを首から下げていざ出発!

 

栞日

まず向かったのは、おしゃれなブックカフェとして旅行誌に掲載されていた栞日。

外観からおしゃれ度が高くて、しかもなんだか服屋さんみたい。合ってるのだろうかと思いながらこわごわ入店。

1階のレジでカレーセットを注文し、2階へ。

2階はとても落ち着いた雰囲気のブックカフェでした。いろんな引き出しや箱を利用した、でこぼこの本棚。そこに並べられたたくさんの本たち。窓はあるけど少し暗くて、秘密基地のような空間が広がっていました。

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本日のカレー。何か聞くの忘れちゃった。小さめにカットされた野菜とピリ辛のルーが絶妙でおいしかったです。

他のお客さんもいらっしゃったけど、カメラのシャッター音1つで空間が壊れてしまいそうな静けさが心地いい。時々1階から聞こえてくる、店員さんやお客さんの楽しそうな笑い声にも癒されました。

 

松本市美術館

草間彌生の生誕の地である松本。美術館には彼女の常設展示があるということで行ってみました。

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外のオブジェから草間彌生感がすごい。強い。外壁も水玉!

 

入場券を買って中に。図書室にあった草間彌生が手がけた不思議のアリスの展示も良かった。

彼女についての知識なんて全然なかったけど、題名と作品を交互に見てこれがあの人にとっての生命なんだな〜とか考えるのはいい時間でした。抽象芸術のことをしっかり鑑賞したのって初めてかもしれない。そして、水玉や立体物の底知れぬエネルギーを感じた後に突如やってくる「傷みのシャンデリア」という作品がとても胸に刺さりました。あんなに淋しくて綺麗で切ない空間を私は他に知らない。あの作品を見るためだけにまた行きたいです。

 

旧松本高等学校

古い建築があると聞いたので美術館を出てさらに東へ。

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大きな公園の中にあるのは旧松本高等学校。今でも図書館や地域住民の交流の場として使われているそう。こんなすてきな建物に図書館あるなんて完璧すぎる。通いたい。

 

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当時を再現した、見学可能な教室のしっとり具合がとても良くて、ずっと写真を撮っていました。昔の学生は何を感じながら、この空間で学んでいたんだろ。

 

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中庭にはイチョウが散っていて、物静かな雰囲気。なんか海外の学生寮ってこういう感じじゃない!?ってテンションが上がりました。

 

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公園も良かったです。日常的に通いたい。

 

amijok

お散歩の後は甘いもの!

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いろんなところで紹介されていたマフィン屋さんへ。

まず白湯が出てきて感動しました。外寒かったから温かいものがほしかったの。

 

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カフェオレとかぼちゃとキャラメルとクルミのマフィンを注文。マグカップの深い青にひとめぼれしてこんなものがほしいと探しています。マフィンはふわふわでちょっと焦げ目がついているところカリカリで、とにかくおいしかった!こんなにおいしいマフィンは初めて。

 

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あまりにおいしかったのでお土産用にもう一個。お店の方もとてもいい人でついつい長居したくなるあったかな空間でした。

 

何度でも通いたくなる街、松本

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空も地面も商店街も。

遠くには高い山が見えるのびのびした空間で、人も温かい。そしてまだまだ気になるお店がいっぱい。 

ふらりと行った松本は想像以上に素敵な場所で、何度でも通いたくなる街でした。今度はぽかぽかした季節に行きたいです。

 

夏の終わりと愛知の離島。BGMはセプテンバーさん

 

 

平成初期生まれに刺さる夏の終わりの1曲、RADWIMPSの『セプテンバーさん』。

そんなセプテンバーさんな空気を味わいたくて、9月に愛知の離島にお出かけしてきました。

 

まずは船で日間賀島

名古屋から名鉄に乗り換え、最寄駅から港までは無料バスで移動。車を持っていない人にも嬉しいアクセスの良さ。

 

15分ほどだったかな。西港に到着しました。名物のタコがお出迎え。

 

西港周りは結構にぎやか。レンタサイクルに乗っている人もちらほらいました。島と自転車って相性いいもんね。

 

駐在所もタコ。抜かりのない感じがおちゃめ。

西港に向かって歩いてみる。海沿いをひたすらてくてく。波の音が気持ちいい。なんだかぼんやりとした天気で、印象派の世界みたいでした。

 

冬はフグらしい。いいなー食べたい。

 

東港に到着。写真撮りながらだったけど30分ぐらいで着きました。こっちでもタコがウェルカム。

 

お昼は西港近くの民宿でタコランチ。噛めば噛むほどおいしさがしみるタコ飯とたこわさがおいしかったー!

 

 夏休みの名残かな。

 

西港からさらに船ですぐの篠島へ。

こちらは鯛がお出迎え。

 

カメラを買ったからついついはしゃいでうわーぼける!とかやりたくなる。

 

海と船の景色が好き。漁師さんがめちゃめちゃお仕事されてた。

 

島内のあちこちに現在地が書かれているマップ。方向音痴にやさしい。港からビーチまで行ってみます。

 

この近道って表現が好き。絶妙な錆具合にノスタルジックな気持ちになって何枚も写真を撮ってしまいました。僕夏って感じだなあ。

 

坂の小道はわくわくしちゃう。

 

 下ると海がちら見え。海が近いっていいなあ。

 

海だー!思っていたより砂浜が広いです。足跡つけたくなる。

 

向こう岸は工場でもあるのかな。すこーんって突き抜けるような海ではないけどこれはこれでいい。いろんな人が思い思いの休日を過ごす姿になぜかほっとしました。

 

 

残暑の海を見てセプテンバーさん気分に浸りたいなと思って行った2つの離島。予想していたよりも名古屋から近いのにゆったりとしていて、とてもよかったです。今度は冬のポカポカした日に散歩しつつフグを食べに行きたい。

かわいくってちょっと切ない。香港でディズニー点心を食べてきた

情報集めのためにInstagramで #香港ディズニーランド を検索すると、ちょこちょことディズニーのキャラクター形の点心が。友達とふたりで心を奪われたので、実際に食べてきました。

ディズニーでこんなにかわいくて切ない気持ちになるフードを食べるのは初めて。ぜひ紹介させてください。

 

 

ディズニー点心はランチのみ。そして事前予約がベター!

クリスタルロータスというレストランで、ランチタイム限定で食べられるディズニー点心。ただ平日が予約が必須、休日も予約した方が良いとのことです。私は「グルヤク」というサイトから予約をしました。

このサイト経由で予約するには500円×人数分の手数料が必要ですが、使い勝手はバツグン。日本語メニューも載っています。申込みをすると数日中に、予約が完了した旨のメールが送られてきました。当日も受付でグルヤクから送られてきた予約番号を見せるだけ。言葉が通じなさそうな国に行く際はとても便利だと思います。

 

【香港】晶荷軒(クリスタル ロータス)|海外レストラン予約グルヤク

 

いざクリスタルロータス

クリスタルロータスがあるのは、ディズニーランドの外にある香港ディズニーランドホテル。

腕に再入場用のスタンプを押してもらい、歩いて向かいました。ディズニーランドの入り口からホテルまでは徒歩10分ほど。また、シャトルバスも出ているようです。

 

ホテルの正面玄関を入ってすぐ右手にあるレストランが目指しているクリスタルロータス。食べに来る人が多いようで、フロントでキョロキョロしていたら、何も言わないうちにあっちだよって場所を教えてくれました。

 

ディズニー点心とご対面

入店したらディズニー点心以外の注文の有無と、烏龍茶かジャスミン茶どちらがいいかを聞かれました。飲み物は他のも頼めますが、私達のときはなぜか2択。

 

待つこと20分ほど。セイロに入った点心が運ばれてきました。

 

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かわいい…!

正面から、オラフの小豆まんじゅう、ダッフィーとシェリーメイのまんじゅう、リトルグリーンメンのポーク&野菜まんの3種類です。

 

リトルグリーンメンは安定感のある味。具がぎっしりでおいしい。

 

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かわいすぎでしょ!ってなったダッフィーとシェリーメイ。味はあんまん。

 

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絶対作ってる人が楽しみまくってるとしか思えないオラフ。どの角度から見てもじわじわくる。しょっぱいかなと思っていたら甘めでした。

 

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デザートにはツムツムの冷製プリン。もっちりしていて、杏仁豆腐とかに近いかも…?

 

塩気担当と思っていたオラフが甘いという確認ミスはあったものの、総じて安心感のある味で満足度が高かったです。そんなに大きくないから、もっと食べれたな〜。

見た目がかわいい分、食べようとするとそこはかとない罪悪感が湧き出てきます。目が合うとごめんね…ってなる。特にダッフィーとシェリーメイはかわいすぎるから、かなり切なくなりました。

 

でもやっぱりおいしいし、レストランの雰囲気も落ち着いているし、インスタ映えもするし、何よりここでしか食べられないというのがポイント高い! 香港ディズニーに行った際にはぜひ目が合っても臆さず、ぱくぱくと食べてみください。

 

 

 

地元の人おすすめの教会と海をまるっと味わう 上五島旅行Vol.5

上五島旅行最終日の朝、ゲストハウスの方と話していると、きれいな海が見たいなら桐教会かがオススメと教えてもらいました。

レンタカーは返却したし、次回に来たときのお楽しみにしようと思っていると、オーナーさんが「お客さんはあなただけだし、港に送っていくついでに寄り道して行きましょう!」と。

こんなにしていただいて嬉しいやら恐縮やら。絶対また来る!!との思いを胸に、今回はお言葉に甘えることにしました。

 

中ノ浦教会

近くだしせっかくだからこっちも見てって!とのことでまず連れてきていただいたのが中のノ浦教会。

観光客にも人気なこちら。内部はもちろんですが、特に美しいのは外観です。

 

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穏やかな海面に、くっきりと映る教会。海の底にもう一つ教会があるのではないかと、少しファンタジーめいた想像も浮かんできます。ちょうど見頃を迎えていたバラもいいアクセント。

 

桐教会

細い山道をずっと登り、再び家が見えてきたら、さらに高台へ。ゲストハウスのオーナーさんイチオシの桐教会への道は、ちょっとした冒険でした。

外観も内観も実はシンプル。これまで数々の装飾的な教会を見てきたからか、おお意外と普通…?だなんて思ってしまいました。が、

 

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桐教会の絶景はそこから見る海。

日島の海のどこまでも透明な色とはまた違う、深くて静かな青の色はまさに祈りの場にぴったりです。

 

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私の写真で伝えられるかな。この沿岸部の透明感とそこから濃くなる海の色。とてつもなく神秘的な雰囲気でした。

 

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太陽が真上から差し込むお昼が、一番きれいに見えるそうです。晴れた日にはぜひこちらに。周りに飲食店などはあまりなさそうだったので、お昼ごはんの時間を調整する必要があるかもしれませんが、この色は必見です!

 

 

 

日島の海をひとりじめ 上五島旅行Vol.4

レンガ造りの教会2軒を思う存分味わって、ほっと一息。

yjam026.hatenablog.com

 

 

次に目指すは、海がきれいと聞いていた日島です。

 

大曽教会から日島まで、カーナビによると1時間くらい。 久しぶりの運転だけど、がんばって行くかーと思ったのもつかの間、日島までの道はかなりくねくねの山の中の道というびっくりの事実。

幸いにも、ほとんど車が走っていなかったので、制限速度ぐらいのペースでどきどきしながら運転しました。

島って平坦なイメージがあるけど、けっこう山あり谷あり…。一年前に行った奄美大島もそうだったなーと思い出しながら、お気に入りの音楽に励まされ進みます。

 

橋を渡って若松島を越え、さらに運転すること20分ぐらい。日島の港に到着しました。

 

 

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車を運転しているときは必死で、海を見る余裕はなかったのです。

ようやく目にした日島の海は、今日見てきたどんな海よりも色とりどりの青色でした。

 

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海の向かい側には、石を積み上げた不思議な遺跡がありました。しかし、海にくぎ付けだったので写真はたった1枚…。

 

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見る角度、撮る角度によって少しずつ色を変える海。透明度も抜群で、砂浜が透けて見えました。

ここの海は本当に穏やか。波打ち際で日焼けも気にせず、しばしぼーっと。

目を閉じて波音だけ聴くと、不思議なほどに落ち着きました。ゆったりした海の音、大好きだな。

 

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日島はまったくと言っていいほど観光地化がされてないようで、私以外の人とは出会いませんでした。

土曜日だったからか、働いている人も見当たらず。

心ゆくまで絶景をひとり占めです。

 

 

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砂浜に降りたら、思いのほか、足がめりこんで驚きました。どきどきしながら、足跡をざくざくつけてみたり。

 

海があって、海しかなくて。

本当は車を一人で運転するのが怖くて、ここには来れないかなと思っていました。でも、覚悟を決めて少しだけ車を走らせれば、見たことのないような美しい海に出会えました。

上五島旅行で、一番忘れられない大切な場所です。