夕空に背のび

夜とラムネ

読書と旅行と日常と

早起きした日の桜散歩

風はまだ冷たいけれど太陽が昇る時間はぐんと早くなって。朝焼けがあんまりにもきれいだから、その光に誘われてついつい早起きしているこの頃。

せっかく時間があるのだからと、カメラを持って散歩してきました。

 

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いつもより早い電車に乗って、去年見つけた桜がきれいな場所へ。

休日には賑やかな場所も平日の朝には誰もいない。桜をひとりじめするという贅沢。

 


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そろそろ満開かなと思ったけど、まだ蕾もありました。シーズン中にもう一回ぐらい撮りに行けそう。

 


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朝の光はいいなあなんて、わかったようなことを心の中で呟きながら。

というか桜って頭で考えるイメージよりずっと白い。カメラを通すとよく見るからか、普段は気づかないことにも気づく。

 

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満開になったら水に映る桜がとんでもなくきれいなんだろうなあ。

 

 

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朝の冷たい空気とあたたかい日差し、きれいな桜に心が元気になった気がしたカメラ散歩。早起きしても部屋の中でふにゃふにゃしてるだけだったけど、外に出てみるのも気持ちいいなと思いました。気の向くままにまたどこかに出かけたいです。

 

 

 

 

今週のお題「桜」

マカオのCHA BEIでとびきりかわいいアフターヌーンティーを

2018年のGWは香港とマカオに行ってきました。

カジノマネーで栄えるマカオにはとんでもない規模のホテルがたくさん。

そんなホテルの1つ、ギャラクシーマカオのショッピングエリア内にあるカフェがとってもかわいかったのです。

 

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お店の名前はCHA BEI。このお店、まずとにかくフォトジェニック。


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人がたくさんで撮れてないけど、お花の横にはとてもかわいいブランコが。ふわふわのワンピースを着てお嬢ですみたいな顔で写真を撮ってみたかった。


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内装もパステル×鮮やかなお花という感じでもうかわいいの塊。


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私たちが頼んだのはアフターヌーンティーです。メニューの色味が甘すぎない絶妙な配色!


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紅茶・コーヒー・ホットチョコレートのうちからドリンクが選べるコースで、私は紅茶をチョイス。このポットとカップがまたとてもかわいい!テーブルも大理石でカラフルな食器が映えること。


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カップやポットは友人と別々の柄でした。並べてみるとかわいさが2倍!柄が違ってもトータルで見ると成立しているテーブルコーディネートがすごく好きなので、めちゃめちゃテンションがあがりました。

 

紅茶を飲みながらわくわくと料理が出てくるのを待つこと数分。

 

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まずはセットの焼き菓子が登場。スコーンにつけるクリームがおいしかった!


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そしてメインのお菓子!コスメボックスの中に入っていて、もうそれだけで女子心をくすぐられました。これはもう女の子の夢。

 

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横から見た図。かわいいがぎゅっとつまっていて、なにから食べていいのかわからないほど。

かなりガツンと甘いので、下の段の塩気のメンツに助けられながらもおいしくいただきました。 

 

時間帯によって軽食やディナーも食べれるそうですが、とにもかくにも、かわいいお店でかわいいものを食べるっていう体験ができる、めちゃくちゃ幸福度が高いお店です。

私達はアフターヌーンティー開始時刻の45分前ぐらいに行って、待ち時間なしで入店できました。

結構ボリューミーなのでお昼ご飯を控えめにして、ぜひかわいい空間にひたってみてほしいです!

島と#写ルンです 上五島編

仕上がってきた写真を見た瞬間、写ルンですはタイムカプセルだと思った。

わくわくしてシャッターを押した気持ちが、ほんの一瞬でよみがえる。島の空や海や光が本当に好きだと感じた、あの瞬間に戻ったみたい。

懐かしい色味の写真たち。初夏のキラキラしていた景色が表情を変えて、よりいっそう愛おしいものになった。

 

そんな訳で「島と写ルンです」スタートです。

 

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視線を上げるとぱっと目に入った青。

 

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デジタルで撮るよりずっとまぶしい。青空の色味がとんじゃうのかな?でも好き。

 

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かっこいい教会。空とのコントラストがすっごくきれいだった。建物×空の写真はもっといっぱい撮っていきたい。

 

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高台からのなんてことない景色。誰もいなくて時が止まったみたいだった。写ルンですだといっそうノスタルジック。

 

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日島の海に恋をした。同じような写真が何枚もある。この青、この透明感。ずっと変わらないでほしい。

 

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ドライブ終盤に立ち寄ったビーチ。ひとりぼっちで聞いた波の音を、今も覚えている。空も海も吸い込まれそうなほど広かった。

 

 

あ、好きだと思った瞬間を写ルンですで撮る。いろんな調節ができない分、一瞬の思いが写真に残っているようで。

 

今度の旅にも写ルンですを連れていこう。次は街や人も撮りたい。

 

 

LAMP LIGHT BOOKS HOTELのブックカフェは気になる本と出会える場所

先日、旅とミステリーが選書の基準という、名古屋・伏見の『LAMP LIGHT BOOKS HOTEL』に併設されているブックカフェに行ってきました。

独自のテーマが設定された本棚がとても興味深かったのでご紹介します。

 

読書に最適の静かなカフェ

伏見駅を出て公園の横を過ぎ、3分ほど歩くと到着。

休日の9時ごろの店内は、朝食をとるホテルの宿泊者と一般のお客さんが半々くらいの印象でした。

印象的だったのは2人組のお客さんたちもひそひそと話していて、店全体に静かな空気が流れていたこと。ぽけーと落ち着ける空間でした。

 

カフェオレ(¥400)を注文して、気になる本がないか店内をうろうろ。

そんなに時間もないから軽いものが読みたいなーと、目に留まったのは『人生を狂わす名著50』という本の紹介本。ブックカフェにいながらさらに読みたい本を探すなんて我ながらどうかと思いながらも、文章がおもしろすぎてページをめくる手が止まりませんでした。著者の熱を感じる本は最高です。

 

わくわくが掻き立てられる本棚

このお店の選書の基準は旅とミステリー。しかもただ本を並べているんじゃない。ぐるりと店内の本棚を見渡すと、とてもわくわくする分類がされていました。

 

それぞれの本棚につけられたタイトルに想像力が掻き立てられます。

奇妙な味って後味だろうか。読んでいる途中からざわざわしてくるのだろうか。

 

 

 

カラフルで見栄えがいい異色作家短編集。タイトルはおどろおどろしいものが多いけど。この上の棚のダークファンタジーも気になる。

 

一冊だけ読んだことがある外国文学が置いてあって思わずやったぜ!って気持ちに。ていうかもう怖い本以外全部読みたい。

 

旅コーナーにはこんな大きな本(非買品)も。夢を感じる大きさ。ガイドブックより写真集が多かったです。

 

読んでいた本と相まってテンションが上がりすぎ、若干ポエマーぽいつぶやきをする始末。

 

新しい本に出会える場所

このカフェでいいなと思ったのはやっぱり本棚。

普段本を読む人は新しい切り口に出会えるし、本をあまり読まない人も自分の好きそうな世界観のものが見つかりやすいんじゃないかなと思います。

これからもどんどんいろんなテーマの本棚が作られていくと個人的にはうれしい。

名古屋で時間があればぜひ一駅分足を伸ばしてみてほしいです。

 

古くていいものここにあり。関西蚤の市に行ってきた

ヨーロッパのアンティーク品が好きです。

ものを受け継いで使う文化ならではの経年変化は味わい深いし、ちょっとした装飾もおしゃれ。

本場の蚤の市はなかなか行けないので、阪神競馬場で開催された関西蚤の市に行ってきました。

 

まず驚いたのはたくさんの人がいたこと。ハンドメイドパーツやドライフラワーのお店は特に大混雑でした。

私も早速アンティークのお店をふらふらと物色。

 

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フランスの楽譜。おしゃれな写真を撮る小道具に良さそう。

 

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カラフルなキーホルダー。外国って感じがしてときめきました。

 

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雑誌の表紙も額にいれるとこんなにおしゃれ。

 

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お持ち帰りしたいほど可愛かったくま。3連椅子も可愛い。

 

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ひっそりと売られていた瓶にひとめぼれ。

 

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とてもいいお天気でした!

 

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揚げたてのドーナツはさくさく。

 

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このフックおしゃれ!木とアイアンの組み合わせって良い。

 

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カラフルなステージ。大人の文化祭みたい。

 

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北欧コーナーもありました。

 

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わくわくせずにはいられない道。

 

 

会場をじっくり見ること2時間。

どのお店のアンティークも味があってきゅんきゅんしましたが、連れて帰る子を思い切って決めて帰宅しました。

出遅れちゃったけど豆皿市もかわいいものがたくさんありそうだったので未練…。

 

今回購入したのはこちら。

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ドライフラワー2束と瓶、それからおすすめしてもらっていた小説。

 

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特にお気に入りなのはこの瓶です。日本製らしいのですが、気泡が入っていて、光に照らすと水中みたいにゆらゆらした影が浮き出るのがもうツボ。


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こんな風にドライフラワーとポストカードと一緒に飾っています。

 

 

日本では初めて蚤の市に行きましたが、アンティーク品を扱うお店もあれば、ドライフラワー活版印刷のお店もあって、いろんな人が楽しめる場所だなと思いました。

東京や近畿圏では比較的多くの蚤の市が開催されているようなので、気になった方はぜひ調べてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

130冊から選ぶベスト10冊2018

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今年もたくさん本を読みました!暇なとき読んで、仕事に行きたくないときに読んで、眠れない夜も読んで。そうして気づけば130冊。そんな中からベスト10冊を選んでみました。

 

2018年ベスト10冊

 

人質の朗読会
人質の朗読会 (中公文庫)

人質の朗読会 (中公文庫)

 

ある集団に人質にされた日本人旅行者のグループが1日1人ずつ、自分が体験した話を語っていくというストーリー。

年齢や性別、職業などもばらばらで、たまたま同じ旅行に参加しただけの彼らが語る、決して特別でない日常の話がこんなにも胸を打つのはどうしてなのかな。人質として囚われているという特殊なシチュエーションだからか、何気ない話の一つ一つがとても愛おしい。

小川洋子らしい、静かで読後にひっそりと胸に残り続ける傑作。

 

あと少し、もう少し
あと少し、もう少し (新潮文庫)

あと少し、もう少し (新潮文庫)

 

瀬尾まいこが綴る、駅伝に向かって団結していくでこぼこな中学生たちの物語。

駅伝にかける情熱も違う寄せ集めのチーム(優等生から不良、ムードメーカーなどなど)が、それぞれの事情を抱えながら、一つのレースに向かって努力していく様がとにかくかっこよくて愛おしい。自分のためにもチームのためにもがんばる姿がすてきだから、私は駅伝が好きなんだなあと。走ってるときは一人だから、登場人物たちの思いに寄り添えるのも好きなポイント。続編の君が夏を走らせるもおすすめです。

 

壇蜜日記 
壇蜜日記2 (文春文庫)

壇蜜日記2 (文春文庫)

 

等身大の壇蜜さんの言葉がすっと入ってくる日記。読後は彼女の淡々とした文章が、日常のそこかしこにすっと潜んでいるかのような感覚になりました。こんなにも人気がある中で、自分や仕事のことをフラットな感覚で見れる人って素敵だなと思います。

 

腐女子のつづ井さん3
腐女子のつづ井さん3 (ピクシブエッセイ)

腐女子のつづ井さん3 (ピクシブエッセイ)

 

人生を自分たちの力で面白くしていくつづ井さんの大ファンです。第3巻も期待を裏切らないどころか斜め上をいくつづ井さんと仲間たちの日常。どうやったらこんな豊かな発想が次から次へと出てくるのか。こうやって楽しそうだから、なにかに熱中している人の話を聞くのは大好きです。

 

ハリーポッターシリーズ 
ハリー・ポッター文庫全19巻セット(箱入)

ハリー・ポッター文庫全19巻セット(箱入)

 

一度は読んでみたかったファンタジーの名作、ハリーポッター。映画を見た後だったので、数々のシーンが文章で蘇ってくる体験がすごく面白かったです。そもそも文章で表現できていたからこそ、あの映画ができた訳で。こんなにすごいファンタジー小説あるんだなあという感じでした。私もハリーとダイナゴン横丁行きたい。ただ、ハリーと周りの運命が辛くなりすぎて6巻以降はまだ読めていません。私に勇気を…。

 

さおだけ屋はなぜ潰れないのか?

初めて読んだ会計の本。日常によくある疑問を分かりやすく落とし込んで書いてくれているので、初心者でも理解がしやすかったです。これを読んで会計やお金のことに興味がわきました。簿記の勉強をしてみようかな。

 

人生を変えるモノ選びのルール
人生を変えるモノ選びのルール: 思考と暮らしをシンプルに

人生を変えるモノ選びのルール: 思考と暮らしをシンプルに

 

人気ブロガーの堀口さんが書いたモノ選びについての本。堀口さんのブログで紹介されているものはどれもついつい欲しくなってしまうのですが、その秘密がこの本に!という感じでした。これを読んでからは「理由がある」「その時の自分のNo1」を買うように心がけています。もっと本当に愛せるものだけで身の回りや部屋をかためたい。

 

日日是好日 
日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)

日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)

 

今の時代を生きるために必要なのは、この作品に書かれているような日常を1日ずつ愛しんで大切に生きることなのかなと思います。日々が当たり前ではないのを知ることや、自分を受け入れること。こういうことが多くの人にとって必要だから、映画化もされたんじゃないかな。続けることに意味があるんだなということも教えてくれた作品です。著者の森下さんのように、私にはこれ!というものを見つけたいなと思うきっかけになった1冊です。

ゆるやかに背筋が伸びる生き方を知る。森下典子『日日是好日』を読んだ。 - 夜とラムネ

 

あの人は蜘蛛を潰せない   
あのひとは蜘蛛を潰せない (新潮文庫)

あのひとは蜘蛛を潰せない (新潮文庫)

 

2018年は彩瀬まるに心を揺さぶられ続けた1年でもありました。まずはこの作品。正しいってなんだろう、それは誰のためのものなんだろうっていう問を心に突きつけてくる、とてもひりひりする小説です。自分にとって正しい自分でありたいなと思うけど、果たしてそれはどこからやってきたものなのか。みっともなくてももがいていかなくちゃ。来年も読んでひりつきたい。

彩瀬まる『あのひとは蜘蛛を潰せない』を読んだ。 ちゃんとした、とか、みっともないってなんなんだろう。 - 夜とラムネ

 

やがて海へと届く  
やがて海へと届く

やがて海へと届く

 

彩瀬まる作品をもう1冊。読み進んでいく段階から苦しくてたまりませんでした。震災で行方不明になった親友と私の物語なんですが、この主人公の私が、自分とすごくダブって見えてしまって。幸いにもまだ大切な人を亡くした経験はありませんが、私は、きっと主人公のように立ち止まって悲しむことを正解としそうだなと。いつまでも喪失の中にいることはできないのに、そこにい続けることを望みそうで。読み終わった瞬間から、「これは私と彼女の物語だ」という感想が頭を離れませんでした。凄まじい疑似体験。でもこんな体験ができるから小説ってやめられない。

 

 

以上、2018年のベスト10冊でした。

見返してみると彩度低めな本が多いな〜という印象ですが、それもまた良し。来年もたくさんの本に出会いたいです。

 

 

 

通いたくなる街。日帰りで松本を散歩してきた。

ぽっかりと予定が空いた3連休の真ん中。

どこか行きたいなー日帰りがいいなー、できたらあんまり人が多くなくて、でもにぎやかさはあって、なんてわがままなことを思っていたけど突如思い立ちました。

そうだ、松本へ行こう。

松本へは名古屋からバスで約3時間30分。着いたのは11時でした。

カメラを首から下げていざ出発!

 

栞日

まず向かったのは、おしゃれなブックカフェとして旅行誌に掲載されていた栞日。

外観からおしゃれ度が高くて、しかもなんだか服屋さんみたい。合ってるのだろうかと思いながらこわごわ入店。

1階のレジでカレーセットを注文し、2階へ。

2階はとても落ち着いた雰囲気のブックカフェでした。いろんな引き出しや箱を利用した、でこぼこの本棚。そこに並べられたたくさんの本たち。窓はあるけど少し暗くて、秘密基地のような空間が広がっていました。

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本日のカレー。何か聞くの忘れちゃった。小さめにカットされた野菜とピリ辛のルーが絶妙でおいしかったです。

他のお客さんもいらっしゃったけど、カメラのシャッター音1つで空間が壊れてしまいそうな静けさが心地いい。時々1階から聞こえてくる、店員さんやお客さんの楽しそうな笑い声にも癒されました。

 

松本市美術館

草間彌生の生誕の地である松本。美術館には彼女の常設展示があるということで行ってみました。

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外のオブジェから草間彌生感がすごい。強い。外壁も水玉!

 

入場券を買って中に。図書室にあった草間彌生が手がけた不思議のアリスの展示も良かった。

彼女についての知識なんて全然なかったけど、題名と作品を交互に見てこれがあの人にとっての生命なんだな〜とか考えるのはいい時間でした。抽象芸術のことをしっかり鑑賞したのって初めてかもしれない。そして、水玉や立体物の底知れぬエネルギーを感じた後に突如やってくる「傷みのシャンデリア」という作品がとても胸に刺さりました。あんなに淋しくて綺麗で切ない空間を私は他に知らない。あの作品を見るためだけにまた行きたいです。

 

旧松本高等学校

古い建築があると聞いたので美術館を出てさらに東へ。

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大きな公園の中にあるのは旧松本高等学校。今でも図書館や地域住民の交流の場として使われているそう。こんなすてきな建物に図書館あるなんて完璧すぎる。通いたい。

 

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当時を再現した、見学可能な教室のしっとり具合がとても良くて、ずっと写真を撮っていました。昔の学生は何を感じながら、この空間で学んでいたんだろ。

 

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中庭にはイチョウが散っていて、物静かな雰囲気。なんか海外の学生寮ってこういう感じじゃない!?ってテンションが上がりました。

 

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公園も良かったです。日常的に通いたい。

 

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お散歩の後は甘いもの!

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いろんなところで紹介されていたマフィン屋さんへ。

まず白湯が出てきて感動しました。外寒かったから温かいものがほしかったの。

 

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カフェオレとかぼちゃとキャラメルとクルミのマフィンを注文。マグカップの深い青にひとめぼれしてこんなものがほしいと探しています。マフィンはふわふわでちょっと焦げ目がついているところカリカリで、とにかくおいしかった!こんなにおいしいマフィンは初めて。

 

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あまりにおいしかったのでお土産用にもう一個。お店の方もとてもいい人でついつい長居したくなるあったかな空間でした。

 

何度でも通いたくなる街、松本

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空も地面も商店街も。

遠くには高い山が見えるのびのびした空間で、人も温かい。そしてまだまだ気になるお店がいっぱい。 

ふらりと行った松本は想像以上に素敵な場所で、何度でも通いたくなる街でした。今度はぽかぽかした季節に行きたいです。