2019年GWのパリ散歩から早一年が経ちました。ちまちまと更新をしているこのシリーズ、ようやく滞在三日目がスタートです。
前回の記事はこちら。
メダイを求めててくてくと
朝御飯を部屋で軽くすませ、朝の散歩に出掛けました。目的地は不思議のメダイ教会。知人からメダイがほしいと頼まれていたのでまずは下見に。ホテルからは片道20分ほどでした。
こういうお店が本当に好き。ショーウィンドウを眺めてるだけで幸せになる。
通勤通学している人たちのなかにいると、旅先で自由に過ごしていることが不思議に思えてくる。今だけは何にも属していないという感覚になるというか。人の日常に少しだけおじゃましている気もち。
かわいい看板も多いからついつい上を向いて立ち止まってしまう。これはベーグル屋さん。
次行くときはカフェのテラス席をのんびり楽しんでみたいな。今回は入る勇気がなかった。
不思議のメダイ教会は、大きなデパートを過ぎたところにひっそりとありました。とても有名な場所なのに、見落としそうになるぐらいひっそり。聖堂にはお祈りをしている方がたくさんいて、観光ではなく信仰の場所だと実感。邪魔にならないように隅っこで見学したあと、売店でメダイを購入。
そのあとは隣のデパートが開店したので、お土産を少し購入して一度ホテルに戻りました。アジア女性一人客はめずらしいのか、そもそもお客さんが少ないのか、この頃にはもうどのフロントマンも私の顔を見ただけで部屋の鍵を渡してくれるようになったのがおかしかった。
オルセー美術館
荷物をおいたら今度は地下鉄でオルセー美術館まで向かいます。開館少し前に着いたのに。、もう入場待ち列がけっこうな長さになっていました。そこかしこで音楽を演奏している人もいて陽気な雰囲気。そういえば5年前にはわりといたラインスキップの人は今回どこにも見なかったな。
オルセー美術館も5年ぶり。なんだけど、前回の記憶は正直あまり残っていなくて。ゴッホの作品がたくさん展示してあったなっていうのと、ミュージアムショップがおしゃれだったなってくらい。
入ってみるとああこんな感じだったなあって。元々駅庁舎なんだっけ。明るくて豪勢過ぎないところがいい。前回来たときは学校の授業で模写をしに来ている子供達がいて、贅沢な環境だなって思ったことも思い出した。
ルーブル美術館ほどではないけど、オルセー美術館も十分迷路。上って下って通路を渡って、行ったり来たりを繰り返しました。こういうとこで変に迷うから、やたらと歩く羽目になるというのに。前回はおそらくささっと通過した家具のゾーンもじっくりと見学。おしゃれな家具がたくさんあり目の保養でした。
ふらふらあるいていたらたどり着いた時計の裏側。シルエットがかっこいい。
せっかくなので、美術館内のカフェでお昼ごはん。
ベーコンのキッシュだったかな。値段はそこそこするものの、見た目以上にボリューミーでお腹がいっぱいになりました。
このカフェも時計の裏側でした。時計って全部で何個あるんだろ。
ぼーっとしていたら混んできたので席を立ち、美術館を後にしました。
次の記事に続きます。ちなみにこの時点でこの日の歩数が1万歩を越えました。