LAMP LIGHT BOOKS HOTELのブックカフェは気になる本と出会える場所
先日、旅とミステリーが選書の基準という、名古屋・伏見の『LAMP LIGHT BOOKS HOTEL』に併設されているブックカフェに行ってきました。
独自のテーマが設定された本棚がとても興味深かったのでご紹介します。
読書に最適の静かなカフェ
伏見駅を出て公園の横を過ぎ、3分ほど歩くと到着。
休日の9時ごろの店内は、朝食をとるホテルの宿泊者と一般のお客さんが半々くらいの印象でした。
印象的だったのは2人組のお客さんたちもひそひそと話していて、店全体に静かな空気が流れていたこと。ぽけーと落ち着ける空間でした。
カフェオレ(¥400)を注文して、気になる本がないか店内をうろうろ。
そんなに時間もないから軽いものが読みたいなーと、目に留まったのは『人生を狂わす名著50』という本の紹介本。ブックカフェにいながらさらに読みたい本を探すなんて我ながらどうかと思いながらも、文章がおもしろすぎてページをめくる手が止まりませんでした。著者の熱を感じる本は最高です。
わくわくが掻き立てられる本棚
このお店の選書の基準は旅とミステリー。しかもただ本を並べているんじゃない。ぐるりと店内の本棚を見渡すと、とてもわくわくする分類がされていました。
それぞれの本棚につけられたタイトルに想像力が掻き立てられます。
奇妙な味って後味だろうか。読んでいる途中からざわざわしてくるのだろうか。
カラフルで見栄えがいい異色作家短編集。タイトルはおどろおどろしいものが多いけど。この上の棚のダークファンタジーも気になる。
一冊だけ読んだことがある外国文学が置いてあって思わずやったぜ!って気持ちに。ていうかもう怖い本以外全部読みたい。
旅コーナーにはこんな大きな本(非買品)も。夢を感じる大きさ。ガイドブックより写真集が多かったです。
読んでいた本と相まってテンションが上がりすぎ、若干ポエマーぽいつぶやきをする始末。
あー!もう!本が大好きだ!時間が足りない!!!
— みなと (@yjam026) 2019年1月13日
本を読むことって旅だと思う。知らない世界、感じ方の違う世界に触れられる旅。ときには知ってる感情に出会って懐かしくなったり苦しくなったりもする。手の平の中の冒険。とんでもないものを好きになってしまった。
— みなと (@yjam026) 2019年1月13日
未知の世界が知りたい。知ってるはずの感情を、新鮮な言葉で表された瞬間の感動に出会いたい。溺れるようにのめりこむ本がきっとまだまだあるはずなんだ。
— みなと (@yjam026) 2019年1月13日
新しい本に出会える場所
このカフェでいいなと思ったのはやっぱり本棚。
普段本を読む人は新しい切り口に出会えるし、本をあまり読まない人も自分の好きそうな世界観のものが見つかりやすいんじゃないかなと思います。
これからもどんどんいろんなテーマの本棚が作られていくと個人的にはうれしい。
名古屋で時間があればぜひ一駅分足を伸ばしてみてほしいです。