夕空に背のび

ノンストップで生きたいけど鮪みたいに強くない鰯女子(23)。読書と旅行と音楽と写真が好きです。主に東海・近畿をうろちょろしています。

花と光の幻想世界 FLOWERS by NAKED NAGOYA におでかけ 【11月26日まで】

 

 

 

FLOWERS by NAKED NAGOYA

東京や沖縄で開催されていたクリエイティブカンパニーNAKEDによる、「五感で楽しむ花の体験型アート展」が名古屋にやってきたので行ってみました。

なんでもめっちゃインスタ映えするような、素敵空間なのだとか。

https://flowers.naked.works/2017nagoya/

公式HPから伝わるこの幻想的な感じ、めちゃくちゃ好みです。

 

アクセス・混雑具合

会場はあおなみ線ささしまライブ駅から徒歩すぐのグローバルゲート名古屋コンベンションホール。名古屋駅からも歩いて15分ぐらいで行けます。zeppNagoyaや愛知大学があるエリアの建物です。

私は会期中の土曜日14:00ぐらいに行きましたが、その際はチケット売り場には待ち列はなく、15分ぐらい並べば会場に入ることができました。ただ出てきた際は、入場列が3,4倍ぐらいの長さになっていたので、多少待つ場合もあるようです。

 

目を奪われる展示の数々

入ってすぐ待ち受けるのは、巨大な本のオブジェ

この大きな本に映像が投下され、ページが自動でめくられていきます。

ここからの展示に期待が膨らむオープニング作品です。

 

続いてはこちら。壁の前に立つと27種類の花のうち1種類が咲いて、花言葉を教えてくれます。私はガーベラ、友達はパンジーでした。

 

こちらは色合いと光がとても好きだった作品。静寂な雪景色に咲く花に青や白の光が走る様が綺麗。

 

「奇跡の桜」が広がるメインブース。ふわふわのピンクの桜が青白い周囲に映えて、雪の中に咲く桜のような特別な美しさがありました。

また、飲食ブースがこちらの奥にひっそりとあります。おいしそうなお酒が販売されていましたので、興味のある方は是非。

 

一番好きだった最後のブース。花の実験室。この秘密基地みたいな空間で夜な夜な実験している魔法使いがいそうなファンタジー感があふれる作品でした。細かなところまで凝ってあって、かなり長い時間眺めていました。

 

物販コーナーもありました。花の香りの香水やアロマ、アクセサリー、今人気のハーバリウムなどが売っていました。

 

都会で味わう非日常体験におすすめ

もともとプロジェクションマッピングやテーマパークなど作りこまれた非日常作品・空間が好きなので、今回の展示はとても興味深く楽しかったです。滞在時間は45分ほどでしたが、身動きが取れないほどの混雑ではなく、好きだなーと思った作品はじっくり眺めることができました。

日常でアートを味わったり幻想的な空間が好きな方、綺麗な写真が撮りたい方にとってもおすすめなイベントです!

 

 

かつて恋だった感情、今見失った人とその先。 川村元気『四月になれば彼女は』を読んだ。

 

川村元気『四月になれば彼女は』

 表紙のウユニ塩湖だと思われる写真に惹かれて、映画製作者として著名な川村元気さんの恋愛小説を読みました。

文藝春秋より2016年に刊行。

思わせぶりなタイトルが素敵です。

 

あらすじ

 

4月、はじめて付き合った彼女から手紙が届いた。
そのとき僕は結婚を決めていた。愛しているのかわからない人と。

天空の鏡・ウユニ塩湖にある塩のホテルで書かれたそれには、恋の瑞々しいはじまりとともに、二人が付き合っていた頃の記憶が綴られていた。
ある事件をきっかけに別れてしまった彼女は、なぜ今になって手紙を書いてきたのか。時を同じくして、1年後に結婚をひかえている婚約者、彼女の妹、職場の同僚の恋模様にも、劇的な変化がおとずれる。
愛している、愛されている。そのことを確認したいと切実に願う。けれどなぜ、恋も愛も、やがては過ぎ去っていってしまうのか――。
失った恋に翻弄される12カ月がはじまる。

 

文藝春秋 HPより)

 

 

恋と愛と情と結婚

 元恋人の手紙は静かな湖に放たれた小石のように、穏やかな同棲生活を送っていた主人公とその婚約者を揺り動かします。その揺れはいつしか主人公の周りをも動かして、登場人物たちは自分たちの「恋」「愛」「情」に向き合っていく。

昔経験した恋のような感情はもうないけれどこの結婚は正解なのか、なぜ人は結婚するのかと思い悩む主人公ですが最後の選択は、物語の美しい情景と相まって、心に残るものとなりました。

 

過ぎていく12ヶ月ときれいな過去

この話は最初に元恋人の手紙が届いた4月から次の3月までゆっくりと進んでいきます。主人公はその1年で過去と現在を見つめ、未来へと目を向けます。

この1年という単位がとてもいいなと思いました。怠惰でなあなあでやってくる未来ではなく、自分でじっくり悩んで選んで掴む。なかなか急に変わることは難しいし同じところを何回も回るけど、そうやって試行錯誤したら1年後には別の場所に立っていられる可能性があるのだなと。

元恋人との過去は何回考えても変わらないし、急に海外からの手紙なんていう手の届かない形で再会して、思い出は色褪せないまま綴られていて、正直こんな元カノいるなんて反則やろって気持になりました。笑 

過去なんてどうやってもきれいで大切なものなんだから、その過去に囚われることなく、今を生きる栄養素にできたらいいなと思いました。

 

余談:元恋人の撮りたいもの

 元恋人と主人公は大学の写真部仲間。物語の中で、元恋人が主人公になにを撮りたいのかを尋ねられ、「写らないもの、でしょうか」と答えるシーンがすごく印象に残っています。

 昔Iphoneで写真を撮るのにはまっていたとき、一番撮りたかったことは今ここの雰囲気だったことを久しぶりに思い出しました。その時は一眼を買っても重たいし使わないかなと思い購入を見送ったのですが、この冬、また一眼調査ブームが自分の中に再燃しそうです。こういう風にフィクションの世界に現実の自分が影響されるのも本や映画のいいところだとひそかに思っています。

これは、ボクの勇気のハナシ。 宮部みゆき『ブレイブ・ストーリー』 を読んだ

 

活字中毒23年目

 

実は年間数十冊は小説を読む活字中毒です。新聞雑誌SNS電車の広告テレビの字幕…とにかくあらゆるものを読むくせを持って生まれ早23年。

ちなみに今年は現在小説77冊。

ただ読むだけでも楽しいのですがせっかくなので読書記事を書いてみることにします。

 

宮部みゆきブレイブ・ストーリー

 

記念すべき一作品目はアニメ映画化もされた『ブレイブ・ストーリー

角川文庫より2006年上中下の3巻で刊行。

映画化された当時読み、その重たさによく映画化したな!?と驚いた思い出の本です。

 

 

 あらすじ

 

主人公の亘は小学五年生。ちょっと理屈ぽいところもあるけれど、テレビゲームが好きなどこにでもいそうな子供。なんてことのない平凡な生活を送っていたある日、亘の父が突然、愛人と暮らすと家を去ります。あまりにも急な運命の変わりように動転する亘と母。亘は「こんな理不尽な運命を変えてやる」と、不思議な転校生美鶴に教えられた、運命を変えられる場所=幻界(ヴィジョン)に一人旅立ちます。

幻界に辿り着いた亘は勇者ワタルとなって水人キ・キーマ(トカゲっぽい見た目)やネ族ミーナ(猫)といった仲間とともに、宝玉を集め、願いを叶えてくれる女神様がいる運命の塔へ向かう冒険を始めました。先を進む魔導師ミツルの後を追って。

 

 好きポイント

 

とにかくわくわくする読むRPG

 

なんといっても、まるでRPGのような幻界がたまらなく魅力的です。個性豊かな異形の民族、それぞれの特徴を生かして活躍する幻界の人々、その土地に合わせた街、そして時には悪役まで。1つのRPGの世界として出てきても全く不思議ではない作りこまれた世界。

RPGをはじめゲームが大好きなワタル。私たち読者はそのワタルの目を通して幻界の綺麗なところから闇の部分までを堪能することができます。

 

ワタルとミツル 二人の旅人の対比

勇者になったワタルは、勇者になったからといっていきなり強くなることもなく手探りのまま冒険を始めます。一方のミツルは現世にいたころから抜群に賢いその頭脳をもってして大いなる魔導師として強大な力を操りながら旅を進めます。

未熟ゆえに数々の仲間と協力するワタルと、自分の信じる道を最短ルートで冷酷に進むミツル。この正反対な二人の旅人はいつしか、幻界全体を巻き込む残酷な運命の分かれ道にたたされ、悲しくもあまりに正しくて納得せざるをえないような結末が彼らを待ち受けます。

物語のラスト、私はミツルが愛しくなって胸がつまりました。宮部みゆきは正しく、容赦が無い。異論を唱える隙もないけれど納得もしているけれど、あんなに感情移入させたくせに、そんな。みたいな気持ちがうずまきました。

 

 

これは、勇気と運命と二人の小さな旅人の話。

 

RPGが好きな人は同じくゲーム好きなワタルの目で見た、いきいきとした幻界をきっと好きになると思います。長編ですが、初宮部みゆき作品な人にもおすすめの作品。宮部みゆきの面白さと残酷さと正しさを味わえるシリーズです。

 

 

 

 

 

ガウディと150年間続く夢

ブログのアイコンを変えました

大好きなガウディ作・グエル公園のトカゲの噴水です。

これ口から水がでるようになっててめちゃくちゃかわいいのです。ちょっとたれ目なところも癒し系で好き。

というかグエル公園自体がかわいい。夢のような空間。

 

このモザイクタイルのベンチとか色といい形といい、きゅんとせずにはいられません。

 

 

純粋で不器用な建築家アントニオ・ガウディ

1852年生、1926年没、生まれも育ちもスペインカタルーニャ地方の生粋のカタルーニャ人建築家アントニオ・ガウディ

私はガウディがとても好きです。暇になったら昔いったガウディ建築の写真眺めてるし、サグラダファミリアには週一でぼーっとしに行きたいし、バトリョ邸やカサミラに住みたいです。雑誌や自分で撮った写真もよく眺めてます。

 

何がそんなに好きかっていうとあの独自の曲線使いまくりのデザインとか、豊かな色彩感覚とか細かすぎるサグラダファミリアの外彫刻とか、そういう見たままでわかるところももちろんですがその生き方、純粋さと不器用さに憧れと畏怖を抱いています。

 

特に死因となった路面電車にひかれるという事故の際、サグラアダファミリア建設にお金がかかりすぎてぼろぼろな服を着ていたため有名な建築家だったにもかかわらず、誰もガウディだとは気付かずに貧しい人向けの病院に送られてしまい、治療が遅れてしまったというエピソード。

天才建築家なのに亡くなり方があまりにも不憫。

目の前のことにエネルギーも資金も120%使い切る不器用さ。

私がタイムリープできるならありったけの丈夫で見栄えのいい服持っていくのに!!

 

18世紀を生きたガウディと夢を見る

だけど一番好きなポイントはサグラダファミリアの建築を通して、21世紀の今、まだガウディと同じ夢を見ていられるということ。

この教会は初代建築家がやめた後、1882年からガウディによって手掛けられているのでもう150年近く建設に時間を費やしていることになります。

それなのにまだこんなにもわくわくさせてくれる。

もちろん昔よりずっと技術もすすんで、ガウディの時代とは手法も違っています。スペイン内戦によって貴重な設計図が焼失して、厳密にいえば、「ガウディの」サグラダファミリアではないかもしれません。受難の門は現代の彫刻家のデザインだったりもします。

それでも、彼が夢見た景色を、時を超えてなお一緒に見させてくれるなんてとんでもなく幸せだなーと思います。好きを更新し続けてくれるのがすごい。好きな人の作品がこの世で進化し続けていく幸せ。

完成を共に見れないことが本当に悲しいです。

現在の完成予定はガウディ没後100年にあたる2026年。

本当にその時期に完成するかはわからないけれど、完成したら絶対絶対見に行くって決めています。

 

けっこう思い入れがあってきっと完成したら淋しくもなるんだろうけど、完成するまでは毎日頑張って生きて旅費ためてって1つの目標になっているのも事実。その日が来るのがとても楽しみです。

 


サグラダ・ファミリア、完成したらこうなります

 

こんな素敵なものを目の前にしたら何を思うのかな。

どうか無事に完成しますように。

新しいことを始める日

新しいことを始めるのに、とても勇気がいるタイプです。

はじめまして、yuと申します。

小心者で臆病で気になることは少しかじって、

周りの人が好きででも人に対するエネルギーはそんなになくて、

シンプルにあったかく生きていきたい人です。

Twitterもやってたりします。

y (@yjam026) | Twitter

 

旅行が好き、本が好き、ぼーっとする時間が好き、

内省しがちで内向的な自分を外向きにしたくて

つれづれと気の赴くままに書いていきたいと思います。

自分を知る、だけでなく、人をもっと知れるように。

 

ブログでやってみたいこと。

  • 読んだ本の感想
  • 日常雑記
  • 旅行記
  • 勉強ログ
  • 料理ログ

 

自分になにができるだろう、とか

考える前にまず1歩踏み出してみました。見切り発車いえーい。

働いて家事してさらっと過ぎる1日を少しでも

とどめておくことができますように。

願うなら、誰かの目に留まって心にひっかかることが

いつかできますように。

 

継続は力なり、なんて口に出すのは簡単で。

でもただ始めないと始まらないから。

なんとなく今日から。

どうぞよろしくお願いします。